糸井さんからのボール、しっかりとキャッチしました(*^^)v
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どんな人にも、こどものころから、
心臓がバクバクするようなことがある。
少年サッカーであろうが、合唱コンクールであろうが、
なにかの試験であろうが、お見合いであろうが、
失敗したらどうしようという場面はある。
そのときに、緊張感があることは、
実は「いいこと」なのだと思うのだ。
生きていて、チャレンジしているからこそ、
そんなふうな場に立っているということなのだ。
そういう場にいることが憧れであるような人だっている。
失敗したらどうしようなんて考えるような時間には、
機会(チャンス)というやつが隠れているのだ。
だから、おもしろいのだ。
ぼくは、よく「打席に立てることをよろこぼう」と言う。
怖かったり、緊張したりするような場面に、
「君が立っていい」と認められている。
それは、すばらしいことだと思わないか。
ああもしてやろう、こうもしてやろうと、
にやにや、わくわくしたらいい。
胸がドキドキだとか、心臓バクバクだとかは、
買おうとしても買えない機会なのだ。
~糸井重里「みっつめのボールのようなことば。」p.188-9より~
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