2012年12月30日日曜日

「純と愛」

おととい、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛(じゅん と あい)」の前半が終わりました。
主人公は、いつか“魔法の国”のようなホテルを作りたい!という夢を持つ沖縄(宮古島)出身の純(じゅん)さん。
そして、純さんを支える夫の愛(いとし)くん。

純さんが最初に武者修行するホテルの理念が心に残りました。

  PAX INTRANTIBVS      
    歩み入る者に安らぎを
  SALVS EXEVNTIBVS       
    去りゆく者には幸せを

“魔法の国”を作るため、純さんがホテルを辞めて
宮古に帰る時に記念にもらったプレート(「純と愛」より)
これはドイツのロマンチック街道にあるローテンブルク城、シュピタール門に掲げてあるラテン語の銘文だそう。
長旅が命がけだった中世の時代、命からがら辿り着いた全ての旅人を迎え入れた言葉で、これが「ホスピタリティ」(親切なもてなし)の起源となったそうです。

人生は出会いと別れの連続といいますが、私も人としてそのようにありたい、また、このブログも皆さまにとってそういう存在であれたら…と思いました(*^_^*)

もしかしたら、この世で一番大切なものが“純”“愛”なのかもしれませんね♡

NHKが作っている「純と愛」のHPの中に、この架空のホテルのページを見つけました。
ドラマの中の「オオサキプラザホテル」が本当に実在するかのようで面白いです(^^♪
最近のNHKは遊び心があっていいですね。
http://www1.nhk.or.jp/juntoai/osaki/outline.html

それでは皆さま、今年も色々とありがとうございました。
あたたかくして良いお年をお迎え下さいませ(^_^)/
来年も月に2回位の超のんびりペースな更新になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、新年は4日から「純と愛」の後半編がスタート。楽しみです(*^^)v

2012年12月11日火曜日

「CAKRA MEDITATION」♪

前回、ヨガのコメントでふかさんにオススメいただいた「CAKRA MEDITATION」(チャクラ・メディテーション)というCD、早速買って聞いてみました♪

メインのメロディはピアノで、それに合わせて柔らかな音楽が曲によって少しずつ変化していくのですが、1つ1つの曲がきれいに繋がっていて心地良いです。

<♪ 試聴>
http://recochoku.jp/album/A1000424799/
   

このCDには、第1第6チャクラをテーマにした音楽(各5分)が6曲入っていて、最後に6曲全部をミックスして繋げたバージョンが1曲(約30分)入っています。
7曲通して聞いても統一感があり、流れるようで良い感じ(^^♪

リラックスしたい時や寝る前、それこそ瞑想(meditation)時にぴったりですが、何かをしながら流していても全く邪魔にならず、目の前のことに集中できます。

私は一度このCDをかけるとあっという間に約60分が終わってしまい、何度もリピートしてかけ続けてしまいます(*^^)v


何よりこのCD、ケースにプラスチックが使われておらず、厚紙だけなのでとってもエコ&省スペース(^o^)
これからは全部こういう形にしてほしいですね…)

カバーにも描かれていますが、チャクラのシンボルは“蓮の花”なのだそう。
「泥の中(無知)→水中から水面に達する(努力)→外気へ達して直接太陽光を浴びる(達成)人間の成長段階を象徴しているそうです。
* * * * * * *

“チャクラ”(CAKRA, CHAKRA)とは、人間の身体でエネルギーが出入りする箇所

古代インドのサンスクリット語で「車輪」「円」という意味から「エネルギーの渦のことなんだそう◎

骨盤の一番下~眉間にかけて背骨に沿って縦に6あります。
(説によっては7~8つ)

「身体のパワースポット」とも呼ばれ、 肉体と魂を繋ぐ大切な役目をしているのだとか✧

チャクラにはそれぞれに対応する色と意味があります。
例:第4チャクラ胸部 / / 喜怒哀楽、信頼、慈愛、希望

ちなみに、東洋医学のツボもチャクラと同じように考えられているようです。
(どちらも大小含め体全体で365箇所

今回は1枚のCDから、今まで知らなかった“チャクラ”について調べることができて勉強になりました。
ふかさん、ありがとうございます。

植物やサボテンについて詳しいふかさんは「小金井市 植物探訪」というHPを作られています。
ぜひご覧くださいませ(^_^)/
http://www.koganeishokubutsutanbo.com/
また植物やサボテンについての質問等もお気軽にどうぞ~!

2012年11月25日日曜日

庭園ヨガ

青空と紅葉美しい連休の最終日、朝の庭園ヨガ(イベント)に参加してきました。
都内にあるこちらの庭園は、龍馬とも関わりのあったあの三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎が明治11年頃から所有していた庭園だそうです。


ヨガはもともとインドの修行僧が修行のために行っていたもの。
ヨーガとは心の働きを抑制することである」と、インドの経典『ヨーガ・スートラ』にも書かれているように、体を動かすというよりも呼吸法や瞑想などで心を整える作用が大きいように思います。

もちろん最初は体にばかり神経がいってしまい、こんなに体が硬くて大丈夫か…(*_*;と思っていました。

でも、先生は「人それぞれ体や骨格の作りが違うのだから、硬い人もいれば柔らかい人もいる。みんな同じでなくていい」と言います(^_^)

それからは自分が心地よければそれでよし!と、自分の世界に入って自由にやっています。

また、ヨガには一連の動作の後、最後に寝る時間(くつろぎのポーズ)もあります。
これは「シャバアーサナ」(<屍のポーズ>…「アーサナ」とは「姿勢・ポーズ」という意味)といって、“動”の後に究極の“静”を体感する重要な時間なのだそう。

ヨガでは“緊張”“弛緩”のメリハリがとても大切なんだそうです。

「こうやるべき」みたいな優劣が無くて、寝る時間まであるスポーツは初めて!
まさに私にうってつけ、今ではすっかりその魅力にはまりヨガ歴5年となりました。

ある本にヨガについてこう書いてありました。
太古の時代にヨガを編み出した人々は、祈りの言葉をこめました。
その祈りは、今日ヨガをする人々にも届いています。
ヨガは、あなたを内側から豊かにする静かな道のりです。
得られるものは自分自身をコントロールする力であり、自分を他者と比べる尺度ではありません。

あなたが元来もって生まれている感覚を磨くことができます。
ヨガは、与えることを通じてより多くを得ることの具現化なのです。
そしてヨガは、目が完全に覚めているなかでわたしたち(天使たち)と対話できる最良の方法なのです。
~ドリーン・バーチュー『エンジェル・メッセージ』~

天使はまだ見たことありませんが、対話できる日を夢見てこれからも自分のペースで続けていけたらと思います✧

庭園内の水辺にある「涼亭」(数寄屋造り)にて
*東京都選定歴史的建造物*

2012年11月16日金曜日

ココロで感じる“ゴースト・ソング”!?

ユーミンの「守ってあげたい」という歌に英語版があるのをご存知ですか?
タイトルは “You Don't Have To Worry”

1990年にアメリカの女性人組コーラス・グループ、A.S.A.P.(As Soon As Possible)出したアルバム、Boy Friends Girl Friends入っている曲だそうです。
(すべてユーミンの歌の英語バージョン♬

この歌、普通のラブソングではありますが、少し見方を変えると“あちら側”“こちら側”の会話のようにも感じます。(…ん!?)

つまり、いつも私達を見守ってくれているご先祖さまや守護霊さま(or 守護天使 or ガイドスピリット)、また天国にいる家族・友人・知人・ペット…といった愛情あふれる“ゴースト”たち今を生きる私たちとの対話にも聞こえるのです(*^_^*)

まるで“あちら側”にいるみんなが大応援団になって、私達に「いつもそばにいるから大丈夫だよ」と言ってくれているよう。
ぜひみなさまの大切な“ゴースト”さんたちを想いながら歌詞を味わってみて下さい♪ 
(※あちら側ピンクこちら側…グリーン 

~YouTube~
https://www.youtube.com/watch?v=jleMQi7DBz4
         
“You Don't Have To Worry” 
(作曲:松任谷由美 英語詞:Penny

 You Don't Have To Worry worry
     心配しなくていいいよ、いいよ
 I'll always be here close to you
     いつもそばにいるから
 I'll take away your pain and sorrow  
     苦しみや悲しみも癒そう
 There's nothing I wouldn't do for you 
     きみにすべてを捧げよう

 Before I met you I was lost
     あなたに会うまで 自分を見失ってた
 Wandering here and there
     あちこち彷徨いながら 
 Living life day to day
     毎日を送ってた
 Nothing to depend on
     頼るものもなく

 When you came into my life
     あなたが目の前に現れた時 
 Your eyes were full of dreams
     その瞳は夢であふれ
 You gave my sad heart
     私の悲しい心に
 Something to believe in
     信じられる何かを与えてくれた

 You used to be my sweet inspiration 
     きみはぼくのすべてだったから
 Don't give up on your dreams      
     夢をあきらめないで
 Try once again                
     さあ、もう一度
 You'll find them this time         
     今度は見つかるはず
 Come on reach out I'll be right beside you so
     ほら、手をのばして すぐそばにいるから

 You Don't Have To Worry worry     
     心配しなくていいいよ、いいよ
 I'll always be here close to you       
     いつもそばにいるから
 I'll take away your pain and sorrow  
     苦しみや悲しみも癒そう
 There's nothing I wouldn't do for you
     きみにすべてを捧げよう
 Cause I love you
     愛してるから
 Cause I love you
     愛してるから  

 I know the things you're going through
     きみの試練も分かってる
 Baby it hurts me, too
     同じようにつらいさ
 Now there's a distance
     今は離れているけど
 Still you're here in my heart
     ずっと心の中にいるよ


 And I can feel the tears you cry
     きみの涙だって感じられる
 Wish I was by your side
     そばにいられたら
 Holding you tighter
     強く抱きしめてあげられたら
 So you'd know I'm with you
     一緒にいるって分かってもらえるのに

 Sun will shine again
     日はまた輝くように
 And you're gonna make it
     きみならきっとできる
 Don't give up on your dreams
     夢をあきらめないで 
 Try once again
     さあ、もう一度
 You'll find them this time
     今度は見つかるはず 
 Come on reach out I'll be right beside you so
     ほら、手をのばして すぐそばにいるから


 You Don't Have To Worry worry     
     心配しなくていいいよ、いいよ
 I'll always be here close to you       
     いつもそばにいるから
 I'll take away your pain and sorrow  
     苦しみや悲しみも癒そう
 There's nothing I wouldn't do for you
     きみにすべてを捧げよう
 Cause I love you
     愛してるから


 So You Don't Have To Worry worry     
     心配しなくていいいよ、いいよ
 I'll always be here close to you       
     いつもそばにいるから
 I'll take away your pain and sorrow  
     苦しみや悲しみも癒そう
 There's nothing I wouldn't do for you
     きみにすべてを捧げよう

   *Cause I love you
     愛してるから
   *Cause I love you

     愛してるから 

   *I'll always be here close to you
           いつもそばにいるよ
(*「東京カフェスタイル」ver.


こんな心あたたまる“ゴースト・ソング”、私達が気付いていないだけで他にもたくさんありそうです(#^.^#)
また見つけたらお知らせしますね。

きっとゴーストさんたちはこういう歌などを通じて、私達に勇気を与えようとしているのでは…?
と思います。
どうぞココロで感じてみて下さい♡
そして、「いつもすぐそばにいてくれる」こと、忘れないようにしたいですね(^_-)-☆



☆「守ってあげたい」の英語版はこちらのアルバムにも入っています。
「東京カフェスタイル #2 memories by f.e.n.
 
こちらは“You Don't Have To Worry”(by YUKA)以外全てユーミンの日本語カバー(全13曲)です。

優しい歌声はまるでカフェにいる気分♪

<試聴…13. 守ってあげたい (English ver.)
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB-2-%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%BC-f-n/dp/B008MPQ9LE/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1392118265&sr=8-3&keywords=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB

2012年10月29日月曜日

「どうか、お静かに 公立図書館ウラ話」 のウラ話

前回のコメントでも少し触れましたが、友人のvinrougeさんが翻訳した本が10月15日に出版されました(^o^)丿

タイトルは「どうか、お静かに 公立図書館ウラ話」(スコット・ダグラス著、文芸社)。
その名の通り、アメリカはディズニーランドで有名なカリフォルニア州、アナハイムにある公立図書館が舞台の本です。


* * * * * * * *
大学で文学を専攻し、本や文学を愛してやまない青年スコット(著者自身)は、ある日、目にした求人広告「本が好きですか?」につられて図書館で働き始めます。

しかし、そこに待っていたのは理想と現実のギャップ(*_*;
司書はカウンターの内側で静かに本を読んでいるだけ…
…なんていう夢はどこにもなかったのです(>_<)

初日からどん底に突き落とされますが、その後、館内で繰り広げられる様々なスタッフや利用者とのやりとり&ドタバタ体験を1つずつクリアしながら、「図書館には“本”だけではない別の“何か”がある」ことを学んでいきます(^_^)

図書館で起こるとんでもない出来事が、主人公スコットの目を通して冷静かつ客観的に描かれているのがなんとも可笑しく、笑いあり、感動あり、毒舌あり、真面目に考えさせられる部分あり…と読んでいる私達の心に色んな感情の波が押し寄せます。

そして最後にスコットは…?!(…続きはお楽しみ♪)

* * * * * * * *

各章の途中にCMタイムとして、プチ情報〈図書館トリビア〉があったり、章の見出しが図書カード(分類番号付き)になっているのも面白く、著者スコット(&訳者!?)の“図書館オタク”ぶりが垣間見れます(^_-)


そして、翻訳本の表紙カバーや図書カード(上)のデザインは、なんと訳者のvinrougeさんご本人が手がけていらっしゃいます(翻訳家 兼 グラフィックデザイナーでもあり)。

実はこの小説、以前、図書館で働き始めた私にvinrougeさんが偶然N.Y.で見つけ、薦めてくれたものでした。
もちろん英書。
("Quiet, Please: Dispatches from a Public Librarian")


けれど当時は新しい仕事に慣れるのに大変で、とても洋書を読む時間とパワーも無く…
そんな私にvinrougeさんが少しずつ訳して手渡してくれたのがきっかけです。(なんと親切な…(; ;))

読んでみて本当に驚きました!!
国は違えど似たような状況で、全く同じ気持ちを抱えている人いたんだと。。。(@_@;)

この本に支えられ、なんとか今でも微力ながら図書館で働けている私。
当時、この本に出会わなければ辞めていたかもしれない…そんな大切な本です♡ 

その後、これはぜひ出版してみたら?!という話になり、私も心を改め、一緒に原書を読み直して翻訳のチェックを手伝ったり、二人で図書館を偵察がてら調べものに行ったり…と、とても良い思い出です。

という訳で、数年の月日を経てようやく皆さまに本書をお伝えできる時が来ました!

読書の秋、もしご興味ありましたら、ぜひ手にとって頂けたら嬉しいです♪
図書館という職場に限らず、「仕事とは…?」という意味で共感できる部分が多々あると思います。

またご購入頂かなくとも、お近くの公共図書館で「購入希望(予約希望)」を出して頂ければ、図書館が検討後に買ってくれます。
なおかつ多くの方も読めて一石二鳥(*^^)v


訳者のvinrougeさんへ直接コメントされたい方はこちらのブログまで。。。
http://bookcooklooknook.blogspot.jp/2011/08/blog-post_10.html

また、vinrougeさんは最新の洋楽&邦楽を翻訳するブログでもご活躍されており、若者に大人気!1週間に3千件ものアクセスがあるそうです
http://lyricandrhyme.blogspot.jp/

☆なんイチオシはCNBLUEというK-POPグループのBlue Skyという歌♪
http://lyricandrhyme.blogspot.jp/2012/09/cnblue-blue-sky.html )

本日は嬉しいお知らせでした(^_^)/

2012年10月10日水曜日

美輪さんの言葉 ♡

先日読んだ新聞の人生相談コーナーより…
20代後半の女性から「ある皮膚の病気で死を考えます。…どうしたらよいですか?」との質問でした。
それに対する美輪明宏さんの回答がとても良かったので、ご紹介したいと思います。


~ 回答者 美輪明宏さん(歌手・俳優)

病気のことは私は医師ではありませんし、知識もありませんので相談には応じかねますが、精神的に発想の転換を図りたいとのことであれば、微力ながらお手伝いさせて頂きたいと思います。

街中を行き交う群衆、普通にさりげなく見える人々が実は悩んでいて、苦しみ痛みを大なり小なり持っていない人は誰一人としていないのです。その差は表からは見えません。

私も77年間のこれまでの人生で、長崎での被曝体験をはじめ、さまざまな怪我、大病を患い、耐え、克服してきました。1950年代に芸能人としてデビューした当時は、日本中から、化け物、変態、国賊と罵詈荘厳(ばりぞうごん)浴びせられました。

そのころ、ボランティアで重度身体障害者の施設に行ったのです。
目も耳も口も手足も不自由な子どもたち、その子たちが一斉に心の声で私を叱りました。

「あなたの悩み? そんなものは悩みのうちには入らない。私たちは自力でトイレにさえ行けない。家族をはじめ、愛する人たちに自分の声で愛を伝えることさえ一生できない。その顔を見ることも、その声を聞くこともできない。このつらさがわかりますか? それに比べ、それらが全部できる貴方たちはなんて幸せなの!!」

私は背筋が伸びました。
「世間の人々は皆幸せそうに見え、何故自分だけがこんな不幸なつらい目にばかり遭うのか…」と錯覚していたのです。

彼らこそ、どん底に耐え、なお立派な精神を保つための修行をするために、また私たちを戒めるために送られた菩薩(ぼさつ)たちだったのです。

世や人を恨み、嘆き、悲しみばかりのマイナスの波動を出し続けている人はマイナスの事物事象を呼び込むのです。逆に無理をしてでもプラスの想念を保ち、発し続けるとプラスの現象が集まってくるのです。これが「天は自ら助くる者を助く」という意味です。

決して諦めなければ、必ずいつか朗報がもたらされるものなのです。

心が好転しにくい場合には、例えば聖歌を唱(うた)ったり、お経などを唱えたり、優しく美しい昔の抒情歌や唱歌を唱ったり聴いたりすると安らかになることがよくあります。
救いはあなたの考える文化の力にこそあると思います。

ただし、占いや霊能者、宗教に振り回されてはいけません。用心しましょう。

~2012.9.1(土)朝日新聞朝刊 be「悩みのるつぼ」~

   
   ☆おまけ
 
蓮の花の値打ちは、泥の中で育っても、汚れず染まらず、美しい花を咲かせ、保ち続けること。悩みや苦しみは、自分を鍛えるチャンスです。
~美輪明宏 『花言葉』 (2010, PARCO出版)~

美輪さんの言葉はどんな宝石よりもキラキラと輝いているように思います✧
あたたかな愛を感じますよね。
私“なん”の、そして「the giving tree」のお師匠さんです(*^_^*)

2012年9月25日火曜日

「アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉」

ネイティブ・アメリカン(アメリカ・インディアン)など、先住民のくらしや考えに惹かれます。

『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』(エリコ・ロウ, 扶桑社, 1999)という本には、彼らの素晴らしい知恵や格言がたくさん散りばめられています。
私はこれを読んで本気でインディアンになりたい!!と思ってしまったほど(*^_^*)

例えば…
「目で判断せずに、こころで判断しろ」 
 ―シャイアン族の格言
「偶然の出会いには、深い意味がある」 
「慌ただしい日々こそ、だんらんを大切にする」
「血はつながらなくとも、こころはつながる」 
「食べている子供に語れば、親が去った後にもその記憶は残る」 ―ネズパース族の格言
「頭でなく、こころで学ぶ」 
「覚えても 学んだとは限らない」
「答えがないのも 答えのひとつ」―ホピ族の格言
「過去を忘れ、心から怒りを消し去れ。どんな強い人間もそんな重荷に耐え続けることはできない」 ―チェロキー族の格言
「敬虔に生きるのに、特別な宗教はいらない」
「時計ではなく、自分が刻むリズムで暮らす」
「いくつになっても遅すぎるとは思わない。やり残したことは、次の人生できっとやれる」
「死は存在しない。生きる世界が変わるだけだ」  ―ドゥワミッシュ族の格言
「直感やインスピレーションを大切にする」
「祖先の生き方に還るのは、文明の後退ではない」
「泣いたら、その分笑う」
などなど…
いかがでしょう?
どの言葉も決して古びない、むしろ今を生きる我々が忘れかけている大切なこと。
人間の生き方の本質をシンプルな言葉でズバッと言い当てているように思います。

著者のエリコ・ロウさんは、アメリカ在住の日本人女性ジャーナリスト。
ネイティブ・アメリカンの様々な部族の長老や賢者たちとの交流の中で直接教えを請い、伝授された言葉だそうです。 
私も直接教えを請いたい\(^o^)/

アメリカ、アリゾナ州にあるセドナという町 (グランドキャニオンより南に2時間)。
900年~1350年、ネイティブ・アメリカンが数々の住居をセドナのレッド・ロック岩壁に建設。農作業を中心に、バスケット、陶器、ジュエリーなどを作っていました。
しかし、1425年までにはこれらの居住地を捨て去り、姿を消してしまいます。その理由は諸説あるものの、現在でも不明だそう。


セドナはボルテックスと呼ばれるパワーの強い岩山が多く存在するパワースポット。
その岩山から放出される地球のエネルギーを浴びに世界中から多くの人々が訪れます。
その中でもとりわけ有名なパワースポットが大聖堂に似たカセドラルロック。女性的エネルギーが強いため、ここに登ると心が安らぎ、あたたかいパワーに包まれるそうです。

2012年9月9日日曜日

人間にとって最大の喜びとは…

昨日は義母の七回忌でした。
6年前、胆管がんで亡くなったのですが、死が迫っていたある時、病床で聞いたことがあります。
「今、一番何をしたい?」

すると、義母はこう答えました。
「パパ(義父)にご飯を作ってあげたい」 

人はたとえ死の間際でも、誰かに何かをしてあげたいと思うんだ…と驚きました。
同時に、それまで家事を面倒に思っていた私に喝を入れてくれた言葉でもありました。

生命科学者の柳澤桂子さんも15年におよぶ闘病体験をふり返り、『認められぬ病』(1998, 中公文庫)という本にこう綴っています。
私は自分が動けなくなって、病むことの最大の苦しみは、人のために何かをしてあげることができなくなることであると気づいた。
いいかえれば、人間の最大の喜びは人のために何かをすることである。
自分自身のために何かを求めても、その欲求は際限なく増大するばかりで、けっして満足は得られない。
人のために何かをすることによってはじめて、こころを満たすことができる。…
弱者は人間にとって何が一番大切かということを、教えてくれる存在ではなかろうか。
これらのメッセージは私の心の深い部分にまで届き、今につながっているような気がします。

6年前の母の日、義母に送ったクレマチスは枯れてしまいましたが、私の実家に送った同じクレマチスは庭で成長し、毎年咲いているそうです。 

2012年8月28日火曜日

地球の呼吸

厳しい残暑が続いておりますが、皆さまお元気でしょうか?

ある本で読んだのですが、地球も人間のように呼吸をしているそうです。
その呼吸とは、1万3000年ごとに「分離separation)」と「合一unity)」と呼ばれるサイクルをくり返すこと。

「あおい地球が欲しいモノ」
KAOKAOPANDA.COMより
5万2000年前
  ↓ <合一(unity)>
3万9000年前
  ↓ <分離(separation)>
2万6000年前
  ↓ <合一(unity)>
1万3000年前
  ↓ <分離(separation)>
現在(2012年)
  ↓ <合一(unity)>
1万3000年後

そして、今わたし達が生きているちょうど2012年が「分離(separation)」から「合一(unity)」へ変化する中心点だというのです!

これから体と魂、意識と現実、他人と自分、善と悪、光と闇…といった二次元に物事を隔てていたヴェールのようなものがどんどん薄くなっていくため、考えたことが速いスピードで現実化しやすいとのこと(ボーダレス化)。

という訳で、これからの世界のキーワードは「統合」だそう。
なんて素晴らしい地球の呼吸

ただ、その「統合」をジャマするのが自分達の「葛藤」だといいます。
「葛藤」とは、本当の自分を押し殺して「こう見られたい自分」を無理やり作ること。
また、罪悪感、恥、矛盾、怒りを持つことも葛藤。

葛藤があることは悪いことではありませんが、自分で自分の「合一(unity)」の流れをブロックしてしまうため、その葛藤に気づいて1つ1つ手放してあげると良いそうです。

一番よい方法は、他人や自分を「批判(ジャッジ)」をしないこと。
批判している自分に気づくだけで、葛藤を手放すことができるそう。
すると、統合の流れはスムーズになり、完全に「ひとつ」となった本来の自分に戻れる…
というお話です。

どうでしょう?
皆さんの周りでも“地球の呼吸”を感じつつありませんか?

私は今日の夕方、初めて龍のような雲を見ました(→)
「龍の雲は龍神様」だと聞いたことがあるのですが、実際に見たのは人生初!
これも地球の呼吸?吉兆でしょうか?(*^^)v

皆さまも素敵な夢を思い描けば、すぐに叶うかも…(^_-)-☆

☆大野舞『スピリチュアルかあさん 見えない何かと仲良しな日々♪』(2012.2)より


 P.S. パソコンを自動更新したら、今までのブログの文字が読めないほど小さかったことに気付きました。
今までせっかくブログに来て下さったのに、読むのに苦労されていた方、ごめんなさいm(__)m  
おいおい直していきますね。
 

2012年8月13日月曜日

食と心の関係

~ フロウ仲間手作りのロゴ~
四国の友人が“おうちカフェ&パン教室(flow)”をやっています。

外のご飯やお菓子、パンも美味しいけれど、ほんのちょっとの手間でおうちで簡単にできてしまうレシピを紹介。
しかも、体にやさしい!
同時に、子育て奮闘中のママたちの交流の場になっています。

北米ではカフェが併設されているマンションが多いそう。
公共図書館も日本のように飲食・私語禁止!のような場所ではなく、もっと街の人々の憩い場、また託児施設的な役割、さらにそれを通り越して半分住んでいるような人もいるらしいです(^_^;) 

都内からアメリカ(ニュージャージー州)に移住した友人は、買物するにも日本のようにすぐ近くにコンビニ・スーパーがある訳ではないので、庭で野菜を育て、パンやお菓子も手作りするようになったそうです。

日本は便利になりすぎた結果、“手作り”という人のあたたかみを感じられる場面が少なくなりました。
フロウカフェはその“手作り”を全国に広めたい!という「壮大な構想」を描いていますが、考えてみれば他の国ではごく普通の日常で、一昔前の日本でも当たり前だったこと。

もちろん今の日本でも“手作り”を大切にされている方はたくさんいらっしゃいます。
日本国内でも地域によって様々な生活スタイルがあるでしょうし、今の日本の事情、そしてそれぞれの地域に合った“手作り”を広めるべく、私にも何ができるかな…と考えています。

…といいつつ、私も仕事で疲れた日のご飯作りは億劫になることもしばしばなのですが(^_^;)

最近テレビで、「人間の心と体は日々変化している細胞や分子のレベルで見れば、私たちの体の細胞はものすごい速度で合成と分解を繰り返し、1年で全ての細胞が入れ替わると聞きました。
消化管の細胞にいたっては、なんと2~3日で入れ替わってしまうそうです!

それを考えると、私たちが毎日口にするものがいかに大切かが分かります。
育ちざかりのお子さま方ならなおさら。

私は、「食べる」という行為は単に食べ物を体に入れるだけでなく、作った人の“愛情”や、一緒にに食べる家族や友人の“気(パワー)”のようなものも同時体の中に取り込んでいるような気がします。

こんなアメリカ・インディアンの格言もあります。
「食べている子供に語れば、親が去った後にもその記憶は残る」
(エリコ・ロウ 『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』)

食と心―考えれば考えるほどその関係は深く、未知の世界が広がっているように思えてなりません。

そういう訳で、皆さまの心と体にやさしいフロウカフェ。
まだまだ成長中ですが、今後も応援して頂けると嬉しいです(^_^)/

仲間の協力のもと地域のイベントに出店したフロウカフェ  
2012.7.22


お菓子もラッピングも全て手作り












☆フロウカフェのブログ
http://ameblo.jp/flowcafe/

2012年8月3日金曜日

「置かれた場所で咲きなさい」

渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』という本を読みました。
今年4月の発行から約1ヶ月で18万部のベストセラー、
その後新聞などで取り上げられ、最近では50万部以上を記録しているようです。

渡辺和子さんは、現在ノートルダム清心学園の理事長先生。
36歳で同女子大学の学長になられた時、大変なご苦労があったそうです。
自信を失い、もう辞めようかと思った矢先、一人の宣教師がある英詩をくれたといいます。

置かれたところで咲きなさい。
(Bloom where God has planted you.)
咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです…

この言葉によって渡辺さんは変わりました。
それまでは「~してくれない」と周囲のせいばかりにしていた気持ちを改め、自らほほえみ、声かけするようになりました。
すると不思議なことに、周りも明るく優しい人たちに変わっていったそうです。

このようなご自身の体験から学んだことを日頃学生さん達に伝えていらっしゃるように、この本の中でも我々にこう語りかけます。
… 結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。
そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。
どうしても咲けない時もあります。…そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。

咲くだけでなく、根を張ることも大切なのですね。
勇気をもらいました。

50万人もの人が渡辺和子さんのメッセージを心の栄養として、輝かしい未来に備えて根を張っている。
そんな光景を思い浮かべると、未来がとても楽しみに思えてくるのです。

☆『置かれた場所で咲きなさい』 
  渡辺和子(幻冬舎 2012.4.25)

2012年7月21日土曜日

原点

当時聞いていたテープ
私が洋楽を好きになったきっかけは、やはりビートルズ♪
学生時代、友達にダビングしてもらったテープをよく聞いていました。

その頃は歌詞カードも持っていなかったので、ただ曲の感じがいいとか、なんとなく聞こえてくる単語から曲の内容を想像したり…
とにかく、あまり深くは考えていなかったように思います。
音楽のことも、人生のことも。

それから時は過ぎ…
今、あらためて歌詞とともに聞いてみると、こんなに深い言葉だったんだ…とハッとすることがあります。

  When I find myself in times of trouble
    悩み苦しんでいるとき
  Mother Mary comes to me  
    母なるマリアがぼくを訪れ
  Speaking words of wisdom  
    知恵ある言葉をかけてくれる
  Let it be …  
    なすがままに …
(「1」 Let It Be 奥田祐士訳)

人生、努力は大事。
でも、どんなに頑張っても、頭で考えてみても、うにもならないこともたくさんあります。
病気、災害、境遇、人間関係・・・

もうにっちもさっちもいかない! 
そんな時には大いなる自然の流れに身をまかせ、力を抜いてみることも必要なのかもしれません。

私たちを取り囲む大宇宙、そしてその中にある我々生命体という小宇宙。
これらのなすがままに・・・

そういうわけで、ビートルズの曲は私の洋楽の原点であると同時に、生き方の原点でもあるような気がします。

ちなみに、"Mother Mary"とは、ポール・マッカートニーが14才の時に亡くなった母メアリーのことだそう。
(「聖母マリア」との掛詞だという説もあり)

ビートルズ解散の危機でポールが絶望の淵にいた時夢枕に母メアリーが現れてこう囁いたそうです。

 "It will be all right, just let it be."
 「あるがままを あるがままに 受け入れるのです」


これにインスピレーションを受けて"Let It Be"は作られたといわれています。
そう考えると、この曲は母の愛にあふれた天上から私たちへのメッセージなのですね♡

☆「レット・イット・ビーLet It Be/The Beatles」 
~ YouTube ~
http://www.youtube.com/watch?v=WcBnJw-H2wQ

幼い頃、両親に捨てられ伯母に育てられたジョン・レノン。
近所の孤児院で孤独な時間を過ごすことが多かったそう。
 ~ NHK  「SONGS」 2011.11.2 より ~