2014年7月27日日曜日

本田語録

先月NHK放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀 本田圭佑SP」を見て、本田選手のメンタルの強さにただただ圧倒されました\(◎o◎)/!

今まで、本田選手は天性の才能でサッカーをやっている人だと思っていました。
けれど本当は、
「奇跡を起こすのはあくまでも自分の行動」

「世界に誇れること、それは世界で一番課題が多いこと。その伸び代に(可能性を)感じる」

「自分のコンプレックスを人に言うのが全然恥ずかしくない。
 コンプレックスを克服する自分の成長だけが満足。それがスタート」

「この世に、天才などいない。天と地がひっくり返るほどの差はない。
 頑張れば、どんな人にも夢を叶えるチャンスはある。限界を作るな、一歩先へ」

…というように、自分の欠点を貪欲に見つけ、ただひたすらにそれに向き合って努力する人
数えきれない試練を乗り越えてきた経験から、逆境をポジティブに考え、楽しめる人
頑張れば夢は叶う! という揺るぎない信念を持った人でした。

その生き方は、サッカー選手だけでなく私たちにも十分当てはまる気がします。
「世界一の選手になる」という高い目標を掲げ、「やれることは今日からやる」と努力をしている人はなかなかいないのではないでしょうか…?(自分も反省…(*_*;)

やはり思いの強さはプラスの事象を引き寄せるんだ。。と実感しました☆


他に心に響いた“本田語録”です↓

☆僕の場合、困難と向き合ってる時間が長いのか、それを楽しめないようじゃ人生やっていけない。

だから僕がいつも壁にぶつかったときに自分に言い聞かせてるのは、
「これを体験できるのは 世界でオレしかいない」

この状況下における人間は、この66億人の中で僕だけなんだから、「こんな貴重なことはない」「目いっぱいやりきれ」「目いっぱい生きる」


☆常に最初は弱い自分を倒すところから始まる。
どんな練習をやってても、一生懸命やる練習であれば弱い自分は毎日出る。
だから解決されることはない。

そういう毎日の弱い自分と向き合って初めて、信念がちょっとずつ太くなっていく
それとの格闘をやらないことには、強い信念というのも磨かれてこない


☆今までの試練が試練過ぎて、足首ひねったぐらいじゃ歩いてたら石コロが落ちているような感覚。
蹴飛ばしてしまえばそこでおしまい。


☆追い込まれたら人間生きるために死に物狂いで頑張るもの。
例えば、動物が泳ぎ方なんか知らなくても水の中にぽんと投げたら、たぶんみんな泳げる。

…生きる力っていうのは、そういう潜在能力を秘めている。やったことないことも出来てしまうぐらい。
だから自分ができないと思っていることができる可能性がある


過去は変えられないけど 未来は変えられる!


☆頑張るということは 自分で決められる。頑張るか 頑張らないかは。
だから夢を叶える可能性があるかどうかはあなた次第。
ただ頑張るつもりがないなら夢は叶うわけない。

僕はどんな人にも、どんな位置に今いる人でもチャンスはあると思う。
それを目指すかどうかは、明日からじゃなく今日決める。やれることは今日からやる


プロフェッショナルとは、自分がしている仕事に対して真摯であること。
すなわち、一生懸命であること。真面目であること。
真面目というだけで十分プロフェッショナルだと思う。


NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 
本田圭佑SP 2014」(①2014.6.2/②2014.6.9)

2014年7月13日日曜日

「おおきな木」

このブログ名の由来でもあるアメリカの絵本、The Giving Tree
その日本語版が『おおきな木』です。(シェル・シルヴァスタイン著)

今年、東方神起のライブ(「TREE」)で「いい絵本♡」だと取り上げられたことから飛ぶように売れ、本屋さんでは売り切れ続出だったとか!?
ヽ(^o^)丿(嬉しい!!)

どんな内容なのか気になりますよね~(o^∇^)o
ということで、前に新聞に載っていたあらすじ&書評をご紹介します✎
(鈴木光司さん↓はあのホラー映画で有名な『リング』『らせん』の原作者)

*  *  *  *  *
与えることの喜び   鈴木光司(作家)
この絵本の原題は、『The Giving Tree』(与える木)である。

大きなリンゴの木と仲良くなった少年は、成長していく過程で、木にいろいろとおねだりする。
お金がないからリンゴの実がほしい、家を建てたいので材料となる枝がほしい、丸木舟で旅をしたいので太い幹がほしい。

そのたびに少年の要求を聞き入れ、すべてを差し出してしまったリンゴの木は、最後にはただの切り株になってしまう。
そして、老人になり、木のところに戻ってきたかつての少年に、もはや何も差し出すもののない木は、切り株にお座りなさいと、なおも我が身を提供しようとする。
  
人生に疲れた彼は、膝の高さほどの切り株に腰をおろして、少し安堵する。
しかし、木はそれで満足なのであった。
  
ひたすら与えることに喜びを得るというのは、愛のレベルとして、最高度のものだ。
まったく見返りを期待しないで、人に尽くせるかどうか、自分の心に問うてみれば、その難しさがわかる。親の、子に対する愛だけ、かな。
~朝日新聞 夕刊 「絵本の記憶」(2008.9.12)~

*  *  *  *  *

ほんだ きんいちろう訳
(1976年 絶版)
村上 春樹訳 
(2010年)
個人的には、ほんださん訳の方が自分にしっくりくる感じがするのですが、今は絶版のため、お近くに図書館がある方は借りてみてください♪
村上さん訳ともぜひ読み比べて、自分の『おおきな木』を探してくださいね(^_^)/~

ちなみに、東方神起のアルバム「TREE」には…
四季の変化そして時間の移ろい、カタチや色は変わっても、時に寄り添い、時に支えてくれる大切な存在である「木」。
“東方神起”が太く立派な木に成長して、恵みを与えられるような存在になっていきたい。
というメッセージが込められているそうです(*^_^*)♡