2013年10月19日土曜日

「食べるなら、どっち! ?」

以前から気になっていた食品添加物。
でも、裏の表示を見てもいまいちよく分からず…(゜.゜)???

そこで、この本を読んでみました。
『食べるなら、どっち! ? 不安食品見極めガイド』 (渡辺雄二、Sanctuary books、2013)


実際にスーパーでよく見かける食品と実際の内容表示、注意点などが写真入りで載っています。

同じような商品でも添加物の内容がまったく違うのにびっくり(+o+)!
値段もほとんど変わらず…

それならば、体に優しいものを選びたいですよね♡
毎日口にするものであればなおさら。

今まで価格の安い方…と何も考えずに選んでいた自分に反省です(*_*;

あまり神経質になりすぎるのも良くないですが、
われわれ消費者が添加物についての正しい知識を持つことは必要!だと今回痛感しました。

添加物といっても、中には自然の植物から抽出されたものなど…問題ないものもあります✿

また、以前は合成添加物が使われていた商品でも今では入っていなかったり…と、最近ではメーカー側の意識も変わりつつあるようです(^_^)v すばらしい!!

店頭でも「化学調味料無添加 ・ ~剤不使用」表示のものを見かけるようになりました。
嬉しい限りですね~(^^♪

~カラメル色素、増粘剤、化学調味料、甘味料なしの調味料類~
~イーストフード・乳化剤なしの食パン~
~消泡剤なしのお豆腐~
食欲の秋、朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」も始まったことですし、身の周りのについて今いちど見直してみるのもよいかもしれません(*^_^*)


2013年10月1日火曜日

「今できることをやればいい」

9月23日、心不全のため87歳で亡くなられた天台宗僧侶の酒井雄哉(ゆうさい)さん。

7年をかけて通算1000日間、山の中を歩きながら修行するという荒行の「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」を2度も達成!!
大阿闍梨(だいあじゃり)」(弟子たちの規範となる師匠の僧侶)という尊称を与えられました。

ちょうど先週、その酒井さんの『今できることをやればいい』という本を読んでいたので、ご冥福をお祈りしながら内容を少しご紹介したいと思います。

酒井さんの言葉は「大阿闍梨」という難しそうな尊称とは正反対でとっても親しみのこもった文章♡
まるで自分たちのお祖父さんが話してくれているような優しい語り口が印象的でした(*^_^*)


*  *  *  *  *
人生を生きていくうえでは、自分をよく知ることがとても大事なんだよ。
…どんな問題でも、答えは自分で見つけなければならないんだ。

そうは言っても、道に迷っている人や、自信がない人は、なにをどうしたらいいのかわからず、失敗が怖くて、なにもせずに頭の中で考えてばかりいるかもしれない。 
そんなときは、なんでもいいから自分のできることを、できる範囲内でやり続けていけばいいんだよ。
続けていくうちに、自分にできることや、合っているものがわかってくる。
 
無理して、なんでもできるようにしようとすると、自分の領分を超えて、もともと合っていたピントが狂い、大切なものや自分自身を見失ってしまうんだ。

もちろん、人間だからつらいときもあるし、大変なときもあるかもしれない。
だけど、そういうのは人生の副産物なんだよ。
 
…自分をしっかり持っていれば、相手のペースに巻き込まれずに、自分を保っていられる。
状況をコントロールできるんだ。
 
苦手な人がいても、相手の態度や心模様に対して、こだわりを持たずに、普通の人と会話するように話していればいいんだ。
相手が変な目で見ようと、嫌な顔をしようと、それは相手の勝手だからね。
 
人間は感情で動く面もあるから、そう簡単にはできないかもしれないけど、相手になるべくこだわりを持たないことが大切なんだ。過去の言動も含めてね。
 
…相手の機嫌が悪いからといって、相手と同じように状況に振り回されてしまうと、自分も嫌な気分になるからね。
 
そういうときは、どんな間柄でも、ちょっと時間を置くためにスッと離れればいい。
たとえ仲良くできなくても、ケンカしても、結局、人間は一人で生まれてきて一人で死ぬんだから、そんなに落ち込むこともないんだよ。…
 
どうしても嫌だったら、自分から去っていけばいい。それは「逃げ」ではなく、「自分はこうすれば一番幸せに生活できるんじゃないかな」と、観点を変えて行動するということ。
 
相手や状況にこだわらず、自分で幸せのほうへ歩いていく考えを持っていればいいんだよ。
どんなときでも、まわりをコントロールしようとせず、自分に合った行動をしていけば、道が開けると思うし、毎日幸せに暮らせると思うよ。
~「はじめに」より~
*  *  *  *  *

さらに、「死」について酒井さんはこんなことも・・・

地球が誕生してからの四十六億年の歴史から見たら、人間の人生なんて、ほんのちょっとだからね。 
「またどこかで生まれ変わる」と思えば、「ちょっとこの世を留守にしますわ」という感じでいいんじゃないの(笑)。 
みんなに、「また帰ってくるから、ちょっと留守番頼みますよ~」という感じでね。 
それで、静かに息を引き取っていけばいいんじゃないかな。
~「死ぬことを怖がる必要はないんだよ」~

さすがに心の大きな人はスケールが違う!
ついつい微笑ましくなったなんでした(^_^)