2016年10月8日土曜日

君の名は。 ~Part2~

おととい(10/6)の朝日新聞の「天声人語」に、映画「君の名は。」のタイトルについて書かれていました(^_^)/

新海誠監督は最初、「夢と知りせば」というタイトルにしようと考えていたそうです。
思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを
(訳:あの方を思いつつ眠ったから、夢に出てきたのか。夢と知っていたら目を覚まさなかったのに)
これは「古今和歌集」にある小野小町の和歌です。

映画の内容が“夢と現実の織りなす物語”…だということで、夢を詠んだ歌から引用したそう。

検討の末、タイトルは「君の名は。」になったものの、戦後大ヒットしたNHKのラジオ劇「君の名は」があまりにも有名なため、ためらいもあったとか…(#^.^#)

今ではすっかり「君の名は。」というタイトルが定着してしまいましたが、小野小町の和歌もロマンチックで良かったですね~☆*:..。o○☆

映画のHP、監督インタビュー冒頭でも「発想」として、そのことが触れられていました。
http://www.kiminona.com/interview/01shinkai.html

こんなことを知ってもう一度映画館に行ったら、また違った視点で鑑賞できるかもしれませんね。
…ということで、来週もう一度観てきます٩(ˊᗜˋ*)و

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