2015年1月18日日曜日

物事がうまくいかないとき

あっという間に今年も半月が過ぎてしまいましたが、
みなさま今年もよろしくお願いいたしますヽ(^o^)丿

ところで、人生では人間関係、仕事など…すんなり事が進まない時ってありますよね。
物事がうまくいかないときは、「うまくいかないほうがいい」理由があるそうです。

…ということで、今日はスピリチュアル・カウンセラーの江原さんの本より…✎

物事が行き詰まったとき、あなたならどうしますか?
絶対にしてはいけないのは、ゴリ押しすることです。
無理やり物事を動かそうとしても、いっそうこじれて苦しむだけです。

まず必要なのは、たっぷり休養をとることです。
それも、飲みにいったりするのではなく、ひとりで静寂の中に身をひたしましょう。
昔の人は、茶道や書道をたしなむ中で、静かなひとりの時間を持つことができていました。
これは先人の知恵といえるでしょう。そうやって静かに過ごしながら、自分の心の中を見つめていたのです。

今、行き詰まっている原因は何だろう。自分の行動、周囲への働きかけ、考え方、心のあり方に問題はなかっただろうか。
行き詰まったときはそんなふうに客観的に自分を見つめ直すのが最善の方法です。
そうすれば問題のありかはわかってきます。

少しのんびりかまえてみましょう。
押してもダメなら引いてみること。それでもダメなら「時」を待つことも大切です。
つらいかもしれませんが、少しの間我慢することで、流れが変わる場合が確かにあります。
それを信じて、少し待ってみてください。

まず心を静めて、「何が問題なのでしょうか?」「何かいい方法を教えてください」と、ひたすら念じてみましょう。
「念じる力」をあなどらないでください。念じれば必ず「答え」を受け取ることができるのです。
あなたは守られている存在だと、心から信じてください。

そして、たとえ短時間でも、ひとりきりで静寂の時間を持ち、自分の心を内観してみましょう。
必ず、いろいろな道が見えてきます。

物事が行き詰まるときは、苦しくて、つらいものです。けれど、それは警告であることが多いのです。
苦しさやつらさから目をそらさずに、「メッセージ」を受けとめてください。
そこからあなたが何を学ばなければいけないのか。それを考えてみるのです。

うまくいかないときは、うまくいかないほうがいい理由があるのです。そのことに気づいてください。
決して焦らないでください。いつかはすべて、おさまるべきところへおさまります。

~江原 啓之 『スピリチュアル生活12ヶ月』 (王様文庫、三笠書房、2001年)~