2013年3月26日火曜日

「ザ・シークレット」

『ザ・シークレット』という本にすごいことが書いてありました。

人生には「偉大なる秘密」があって、過去の有名人(プラトン、ダ・ヴィンチ、シェイクスピア、ニュートン、ベートーヴェン、カーネギー、エジソン、アインシュタイン…)らは、みんなそれを知っていたというのです!!

その「秘密」とは…「引き寄せの法則」 (^o^)丿♪

この「引き寄せの法則」によると、私たちが何か考えたり、心に描いたことはすべて宇宙に放射され、それに関わるものや人が引き寄せられるそうです。
お金、人間関係、健康、この世界のことなど…すべて。

だから、もし自分を変えたいのであれば、自分の思考(波動)を変えればいいだけのこと。
今、考えている自分の未来が必ず形となって表れるそうです。


あなたの直感を信じなさい。宇宙があなたに霊感を与えているのです。宇宙が受け取りの周波数上であなたと交信しているのです。   
直感や本能で感じたときは、それに従いなさい。そうるすと、宇宙があなたの望んだものに向けて、あなたをまるで磁石のように引っ張ってくれるのです。(p.96)

この法則は自然の法則で、引力の法則と同じように誰にでも平等に働くといいいます。
私たちはただ「お願いする」「信じる」「受け取る」だけ(^_^)v (3ステップ!)

特に「信じる」ことは大切で、お願いしたことを既に受け取ったつもりになる(=信じる)と、
「引き寄せの法則」が必要な人々、出来事、状況を動かして入手できるようにしてくれます。
(心にイメージしたり、理想の写真を貼ったり…“視覚化”するとさらによい☆)

『どの様に実現するか』という部分は宇宙の役割です。宇宙はあなたとあなたの夢が最も調和して実現する一番の近道を知っているのです。(マイク・ドゥーリー p.139)  
一旦あなたが宇宙に委ねると、宇宙があなたにもたらしてくれることにびっくりし、感嘆するでしょう。まさに、ここに魔法と奇跡が起こるのです。(ジョー・ビタリー博士 p.139)

ただ、気をつけなければいけないのは、良いことだけでなく悪いことも引き寄せてしまうということ。

例えば、「ダイエットしなければいけない」ということばかり考えると、「ダイエットしなければならない」ことを引き寄せてしまうので、“完璧な体重”(目標とする数字)に意識を集中させると良いそうです。

また、「お金が不足している」ことにこだわるとお金はやって来ません。
「欲しいだけのお金がすでにある」と想像することで、お金を引き寄せられます。

病気や老化についても、世間一般で言われている否定的なメッセージは信じず、「健康と永遠の若さ」に気持ちを向けること。

それから、「世界の問題」に心を注いでも私たちには世界を救えません。
さらに問題を悪化させるだけでなく、自分たちの人生にまで否定的なものを引き寄せてしまいます。

それより、私たちの注意とエネルギーを「信頼、愛、豊かさ、教育、平和など」向けた方が良いそう。
マザー・テレサも生前、「戦争反対の集会には出席しません。平和のための集会を開くのでしたら、私を招待して下さい」と言っていました。


では、そもそも、どうしてこのような「引き寄せの法則」が起こるのでしょうか?

この世の全てのものはエネルギーで、私たちも同じエネルギーだといいます。
私たちは電気を送って欲しいものを自分に向かわせ、自分たちも電気を帯びて欲しいものに向かっているそうです(^^)/~~~

私たちと一体の宇宙。ただ一つのエネルギーの場。全ては一つ!(他人に否定的な思いを抱くと自分に戻ってくる理由はこれ)

そして、この宇宙には無限のアイディアが最初からあって、私たちがこの世に発見や発明として引き出すのを待っているらしいのです。
だから、私たちが望んでいるものはもう既に与えられているということ\(◎o◎)/!


宇宙はあなたの質問に対してずっと答えを出し続けているのです。
しかし、あなたがそれに気付かなければ、その答えを受け取ることができません。

周りのことに気付いて下さい。この瞬間にも、あなたは質問に対する答えを得ているのです。  
答えを得る方法は無限です。それは新聞の大きな見出しだったり、誰かの話を小耳に挟んだり、ラジオから流れてくる音楽の歌詞だったり、通り過ぎるトラックに書かれた会社名だったり、突然のひらめきだったりします。 
とにかく思い出すのを忘れないでください(Remember to remember)。 
気付いて下さい!(p.274-5)
この素晴らしい人生があなたの真の人生です。あなたに発見されるのをずっと待っていたのです。
これまで、あなたは人生は苦しいもので、闘わなければならないものだと思っていたかもしれません。そう思っていたが故にその様な人生になったのです。
今すぐ、「人生はとても楽だ! 人生は素晴らしい! いい物全てがどんどん自分にやってくる!」と宇宙に向かって叫んでください。(p.73)

この「秘密」の本、本当に驚くばかりです(#^.^#)
☆『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン著、2007、角川書店)

2013年3月19日火曜日

ロバート・キャパ : ふたつの魂

《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》
ゲルダ・タロー撮影(1937年)
先日、伝説の写真家ともいわれるロバート・キャパ展に行ってきました。
戦場カメラマンとして有名なキャパですが、今回は初めてキャパの新事実を知りました。

それは、キャパは1人ではなくて2人だったということ。。。

キャパの本名はアンドレ・フリードマン(1913-1954)。
フランスのパリで、同じユダヤ人の女性写真家ゲルタ・ポホリレ(1910-1937)と運命的な出会いをします。

二人は公私ともにパートナーとして活動を始めますが、なかなか売れません。
そこで、考えたのが「ロバート・キャパ」という架空の写真家を演じること。

設定は “裕福で魅力的なアメリカ人紳士” 。
当時のアメリカは文化の最先端を行く国。写真も高く売れると思ったのです。
(キャパという名は『素晴らしき哉、人生!』で有名な映画監督、フランク・キャプラからとったという説あり。アンドレは映画の世界に憧れていました)

「ロバート・キャパ」という名前にしたところ、仕事が増え始め、二人の写真は以前の三倍もの値段に!
そして、戦場という舞台に「キャパ」を導いたのもゲルダだったといわれています。

そのうちにゲルダも「ゲルダ・タロー」という名で自立。
(当時、パリで親交のあった岡本太郎さんにちなんで)
ところが、ゲルダはスペイン内戦の取材中、26才で帰らぬ人となります。
戦場で命を落とした初めての女性カメラマンでした。

二人が出会ってからたった3年(; ;)
その深い悲しみからアンドレは何週間もひきこもり、写真家さえ辞めようと考えます。
しかし、その後は再び激戦地へと向かい、より果敢にシャッターを切り続けました。
こうして、ゲルダのプロデュースした「キャパ」は世界で最も有名な写真家の一人になったのです。

宝塚の舞台『ロバート・キャパ 魂の記録』を作った原田 諒さんは、ゲルダの死によって「ゲルダの魂がアンドレに吸収され、2人はひとつになった」といいます。

《カフェ・ドゥ・ドームのテラスにいるゲルダ・タローと
ロバート・キャパ、パリ》フレッド・スタイン撮影(1936年)
私は写真の技術的なことはまったく分かりませんが、キャパの作品は戦場写真でありながら、なぜかあたたかく感じる部分があります。
『北風と太陽』に例えるとするならば、“太陽”のよう☀

時おり見せる兵士の笑顔。市民のありのままの姿。

私達の心をあったかくすることで、戦争の悲しみがいっそう伝わってきます。
きっとキャパの中にはいつもゲルダがいて、“ふたつの魂”から生まれる愛が写真に表れ出るのだと思いました(*^_^*)♡

《アメリカ軍兵士と彼の部隊が「養子」にした戦争孤児たち、ロンドン》
ロバート・キャパ撮影 (1943年)
(写真など…NHK Eテレ「日曜美術館 『二人の“キャパ”』」2013.3.3より)

~宝塚バウ・ミュージカル 『ロバート・キャパ 魂の記録』 第2幕9場~
「ゲルダ、いつかきっと俺は失業するよ」
「失業?」
「ああ。この世からすべての戦争が終わること―戦場カメラマンとしての失業だ。そうしたら結婚しよう。二人でパリに小さな写真館を開くんだ。そして、子どもたちの笑顔を沢山撮ろう」
横浜美術館 「ロバート・キャパ ジャーナル 2」  2013.2.22
原田 諒「生きた 愛した 戦った ―宝塚歌劇のロバート・キャパ―」 


2013年3月11日月曜日

メタセコイアの四季

以前にも書きましたが、なぜかとっても“木”に惹かれます♡
特に気になる木は“メタセコイア”
クリスマスツリーのような、てっぺんがとんがった木です△(*^_^*)

このメタセコイア、日本では「アケボノスギ(曙杉)」といわれるスギ科の木だそう。
(やっぱりこの木もスギ花粉を飛ばしているのでしょうか…?!(^_^;))

一方、クリスマスツリーで有名なモミの木はマツ科らしいので、この2つ、似てはいるけれど仲間ではないみたい。

メタセコイアは落葉樹のため、季節によってガラリと姿を変えます。
その変化を見るのもまた楽しい♪

実は、去年の春から時々カメラにおさめてきました(*^^)v
以前のブログでは春の写真だけだったので、今回は四季の移り変わりをどうぞお楽しみください(^o^)丿

    
    2012.4.18                            2012.5.16
    
           2012.10.5                           2012.12.6  
     
          2012.12.16                  2013.2.21

こうやって見てみると、4~5月と12~1月頃の変化が大きいのですね。私も初めて知りました。

そして、これがメタセコイアの実。
木の下にたくさん落ちていたので拾ってきました。
通りがかりの人は私が何を一生懸命拾っているのか不思議(不審?!)に思ったことでしょうが、これがバラの花にも似ていてかわいいのです(#^.^#)


http://www.frankincense.co.jp/shop/home_accessories/index.html
あるお店では、こんな素敵な手作りリースも販売しています。
自然が少ないところに住んでいると、こういう実をひとつ、ちょっと手に取るだけでホッとしたりします。


テレビで時々お見かけする精神科医の名越先生の本に、「怒りを消して心をリセットする」良い方法として「木に抱きつく」と書いてありました(それこそ、不審に思われないように…)。
(名越康文 『自分を支える心の技法―対人関係を変える9つのレッスン』)

やっぱり人間にとって自然は無くてはならないもの、同じ生きものなんだなぁと感じます。
そして、私もどうにかしてこのメタセコイアに抱きつこうと、そっと機会をうかがっています♡